宗次郎の音楽カルテ♂其二十三
ハロー深夜便

また夜に
なってしまった

先生の歌指導の話しね


特に印象的だったのが
若い男の子でね

最初、用意したのが
ビートルズの
「レットイットビー」
でね

プロ志望だから
勿論上手いのよ

だけど、何て言うか
鼻につく歌い方でね
河村隆一ファンの方には
申し訳ないけど
あんな感じ…

それで何故か
先生の逆鱗に触れ

ビートルズの名曲を
選ぶなんて
しかも偉そうに
歌いやがって…
みたいな

半ば不条理な批判を
受けまして

お前は
そうじゃないんだ!

よし、みんなに
プレスリーの
監獄ロックを
見せてやれ
ってなりまして

河村君(仮)
監獄ロックを歌ったのね


…もう鳥肌もん

凄いのよ
それを聴いて初めて
先生のいわんとした
ものが理解できたの

何て言うか
生き写し

もうビンビンくる感じ
河村君が輝くのね

嗚呼、
こういう事なのかと

まるでオリジナル曲
のように
彼にピッタリ
ハマってるのよ

先生曰く
こういう曲を3曲
見つけてこいと

自分の持ち味を
知ること
そして
活かせること

技術的な事は勿論
おいおい
あるんだろうけど

皆それぞれ個性
があって
歌い方は様々だけど

要するに母音を
どのように処理し
声に出すかのセンス

得手不得手
あるけど
それも個性なんだと

多分そういう考え
なのかなと理解してます

それで
3曲見つけたら
俺が曲を書き下ろして
やると

俺は本物にしか
曲を書かない
お前ら本物になれと

本物になったら
俺が責任を持って
面倒をみてやる
なんて感じでした

はい

カテゴリ:宗次郎の音楽カルテ♂ | 02:17 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
宗次郎の音楽カルテ♂其二十ニ
ん〜
どこまで書いたかな

先生の話しね

プロとしてのこだわりは
テクニックじゃない

つまりテクニックを見せ付ける事じゃなくて
例えば曲の終わり方なんて話ししてた

ジャ〜ン……………
ピタッ♪

きっちり伸ばせと
人間の気持ちいい長さ、0コンマ何秒まで

その絶妙なタイミングとか間がプロとしての腕の見せ所だと

グルーブなんかもそう
メリハリだと

弱いところは弱く
強いのはいらない

いかに弱く弾けるかによって強弱のレンジ(表現の幅)が広がる

…なんてまさしく今の僕へのアドバイスでもあるんだけど(笑)

全然成長してない♂

まぁ大まかに以上が、
ミュージシャン志望、楽器隊へのご指導でした

全部で何クラスあるのかわかりませんでしたが

続いて歌志望、つまり楽器を持たないヴォーカル志望のレッスンも同時進行なのね

歌志望の人達も楽器隊と同じように楽譜をテープに合わせて歌うのね

ドレミドミファソミ…
と音階に合わせて

楽器隊へのレッスンが一通り終わった後、
各自、歌志望者が持参したオケ(伴奏)をラジカセに入れてその場で生声で歌うの

オケは多分カラオケで録音してきたのかな?

自分の好きな選曲で歌を披露するのね

例えば、尾崎豊のアイラブユーとか
上手に歌うのね、皆さん、プロ志望だからさ

それに対して批評を先生がする訳…

どんな内容だったか忘れたけど、凄く的確…だったと思う

深夜のオーディション番組みたいな感じ

それで先生は歌い方なんかのアドバイスを勿論するんだけど
ポイントはそこじゃなくて
要は何をみてるかというと…
詰まるところ、その人のオリジナリティなのね

どの曲が
合うかどうかを

ピッタリはまる曲があるはずだと

その人の醸し出す雰囲気に合う曲があると




があ〜!

眠くなったので
また次回♪
カテゴリ:宗次郎の音楽カルテ♂ | 02:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
宗次郎の音楽カルテ♂其二十一
上北沢の先生ね

ほら、音楽って
ある意味ゴルフと
一緒で
比較的自由に
いろいろな事を
言うじゃない?

特に学問じゃない
大衆音楽の領域は…


だから多分正解って
話しではないし
あくまでその先生
のフィルターを通した
プロの世界って
事なんだけどね

まず最初に
厳しく言われたのが
基礎が大切って事

そして音のバランス

このセッティングには
もの凄く時間をかけてた

例えば僕のクラスは

コンガ(生)
アコギ(生)
エレキ(アンプ)
ベース(アンプ)

という編成だったけど

配置は
あらかじめアンプ
の位置も決まってた
から、なくて

アンプの音量を細かく
何度も何度も
上げろ下げろと
指示してた

そして先生から簡単な
36小節くらいの
単純なコード進行の
指示をもらい
みんなで合わせるの

とにかくひたすら

簡単な進行で
最初はコード弾き
なんだけど
なかなかOKが出ない

バラバラだと

何て言うか回りの音を
良く聴けとか
呼吸を合わせろとか
確かそんなニュアンス
だったと思う

そんでようやく
不思議と呼吸も合い
バランスもとれてくる

それがやってるうちに
わかってくる

そこから、ベースは
この部分はこう動けと
指示が出たり

指の動きも5本
小指もちゃんと使え
とか
意味もなく
手癖でハイポジションを
多用するなと
ローポジションを使え
とか

エレキギターは
基礎もままならない
うちにエフェクターを
使うなと怒られてた

チューニングも機械を
使わず笛を使えとか

コンガの人はかなり
上級者で
ようやくこいつは
16のリズムを
叩けるようになったと

つまり8を徹底的に
身体に覚え込ませ
16もようやく
自分のものにしたと

プロの世界は
いわゆる早弾きで
技術をみせるのでなく

基本で凄さをみせる

簡単な進行の中で
ほんの一瞬、
素人には出来ない事を
キラリとみせる

確かそんなような
話しだったと思う

振り返ると
全然何にも
出来てないし
こうやって
書くまで
すっかり
忘れてたけど(笑)
カテゴリ:宗次郎の音楽カルテ♂ | 01:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
宗次郎の音楽カルテ♂其二十
上北沢の先生の家で
レッスンが始まりました

まずギター持って
玄関口でインターホンを
鳴らし女性が出たら

「〇時からレッスンを
受けにきた〇〇です」

といい中に入ります
靴を脱ぎ丁寧に揃えて
部屋に入るときは
座った姿勢のまま

礼を尽くすべしと
教わりました

中に入ると
10人くらいの男女が
座ったまま楽譜を
読むのね

ドソレミラソミレ…と
音階に合わせて
声を出しながら
楽器を弾いたり叩いたり
しながら

テープから流れる
ドンカマとピアノに
合わせてひたすら

恐らく基礎練習
なんだけど

僕のクラス?は
音楽クラスなんだけど
どうやら色んな種類の
お弟子さんがいるようで

俳優・声優・ダンス・
作詞・作家・アイドル…

人数は知らないけど
いろんな卵さんを
面倒みている様子でした

音楽クラスには
ミュージシャン志望の
パーカッション、
ベース、ヴォーカル、
ギターが
一番多かったね

そして先生の下で
サポートする師範格の
先輩が生徒の細かい
部分の面倒をみている
様子でした

はい

練習を20分ほどしているうちに先生が入ってきます

まず最初は雑談

芸能界の話題ね

誰々という奴が
俺に(作曲)
依頼してきた

知らないから
断ったんだけど
知ってるか?

とか

誰々とゴルフしたとか

弟子を連れて先週
豪勢なバーベキュー
大会を海でしてきた
とか

どちらかと言えば
強気な一面
己を誇示するような
話しの内容でしたが

そういう話し
嫌いじゃない僕は
楽しかった

そして
おもむろにガットギター
を弾きながら
自身の作曲した
曲についての解説

ほとんど演歌でしたが

またある時は
ピアノを弾きながら
僕らに業界の話しを
披露して頂きました

ピアノもギターも
もちろん上手
リズム感が凄いのね

それと
音楽・芸能
に対する心構え
プロの世界の話し

本物しか
生き残れない

本物になれと

いろんな事を
教わりました

はい
カテゴリ:宗次郎の音楽カルテ♂ | 09:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
宗次郎の音楽カルテ♂其十九
社会人3年
くらいの時かな?

上北沢の先生に
会ったのは…

そうそう前回うちの父親が癌って話ししたけど
おかげ様で手術も成功し今も元気です
はい

ある日、上北沢の駅前で音楽プロデューサーという女性と待ち合わせしたの

どういうやり取りか忘れたけど、先生を紹介してあげるからギター持って来なさいと

差し支えあるかも知れないから先生って事で話しを進めるけど

上北沢から5分くらい歩いて

いわゆる閑静な住宅街で高級外車が何台か止まっている豪邸で

中に入ったら大きなリビングに案内され
巨大なソファーがあって

時間は夕方から夜のあたり
一体何が始まるのかしらと少し心配で…

5分くらい待っていたら初老の男性が入ってきて

性格は豪快、そしてワンマン

作曲家の先生らしく
いきなり自己紹介もなくその場で何か歌えと言われまして

当時、出来たばかりの
Mr.SOULMANの原型みたいな曲を歌いましたよ

黙って最後まで聴いてもらいまして

感想は…
というと

曲はオリジナルか?
と聞かれ、そうですと

君は声にいいノイズがかかってると
デビュー時のサザン(桑田)のよりもう少し荒々しい
もっと君の内に秘めた衝動を爆発させればいいものが出来ると

まぁ、そんなようなコメント頂きまして

それには君、まずギターだよ!
君は基礎が出来てないから

やる気があるなら僕のところに勉強に来なさいと言われました

その日の帰り道、あの先生は誰なんですか?と例の女性プロデューサーに聴いたら

表札みた?と
〇〇〇〇と
書いてましたけど

そう
先生の名前だから覚えておきなさい!と

そして帰りに先生から言われた音大生とかが使うテキストを本屋で買いその日は帰宅しました


その先生のレッスンを受ける日々が始まったのね

ただ社会人だし
基本は土日
昼間から
月4回くらいかしら?


全くの素人が
わけもわからずって
感じで
始まりました

はい
カテゴリ:宗次郎の音楽カルテ♂ | 23:29 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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